アメーバ経営学術研究会 第4回シンポジウム
医療・介護組織の経営改革とアメーバ経営
2014年7月19日、アメーバ経営学術研究会 第4回シンポジウム「医療・介護組織の経営改革とアメーバ経営」をテーマに開催しました。
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第4回目となる今回は、昨年に続き、アメーバ経営学術研究会と一橋大学大学院商学研究科が共催し、産学の情報相互発信をKCCSマネジメントコンサルティング株式会社とともに行いました。
今回のシンポジウムでは、医療・介護組織の経営改革において、アメーバ経営導入がもたらす効果、導入における課題などに着目しました。
第Ⅰ部 講演では、医療・介護分野へのアメーバ経営導入の先駆者であるKCCSマネジメントコンサルティング株式会社(KCMC)代表取締役会長 森田 直行氏に、基調講演として「医療・介護組織におけるアメーバ経営」と題して、アメーバ経営による原価管理の仕組みと、医療、介護の経営管理についてご講演いただきました。
また、ご報告として、一橋大学大学院商学研究科 教授 尾畑 裕氏が、「医療・介護組織におけるアメーバ経営と収益配分」と題し、アメーバ経営を病院および介護事業所に導入した場合の収益配分の仕組みを解説しました。
実際にアメーバ経営を導入された事例として、社会医療法人天神会 理事長、国際アフェレシス学会 理事、日本アフェレシス学会 理事・評議員 古賀 伸彦氏、および、社会福祉法人楽晴会 理事長 齊藤 淳氏に、導入に至った経緯と、導入後の効果、今後の課題についてご報告いただきました。
KCCSマネジメントコンサルティング株式会社
代表取締役会長
森田 直行 氏
一橋大学大学院商学研究科
教授
尾畑 裕 氏
社会医療法人天神会
理事長
国際アフェレシス学会
理事
日本アフェレシス学会
理事・評議員
古賀 伸彦 氏
社会福祉法人楽晴会
理事長
齊藤 淳 氏
第Ⅱ部「パネルディスカッション」では、「医療・介護組織のアメーバ経営から何を学ぶのか」をテーマに、医療・介護分野におけるアメーバ経営導入のポイント、定着のために必要な課題などを討論しました。
プログラム
- 開会挨拶
- 挽 文子
(一橋大学大学院商学研究科教授(第4回シンポジウム準備委員))
三隅 隆司
(一橋大学大学院商学研究科)
- 第1部 講演
「医療・介護組織の経営改革とアメーバ経営」
- 基調講演
「医療・介護組織におけるアメーバ経営」
森田 直行
(KCCSマネジメントコンサルティング株式会社 代表取締役会長)
- 報告(1)
- 「医療・介護組織におけるアメーバ経営と収益配分」
- 尾畑 裕
(一橋大学大学院商学研究科教授)
- 報告(2)
- 「天神会における京セラ式病院原価管理手法の導入」
- 古賀 伸彦
(社会医療法人天神会 理事長)
(国際アフェレシス学会 理事)
(日本アフェレシス学会 理事・評議員)
- 報告(3)
- 「介護分野におけるアメーバ経営の実践事例」
- 齊藤 淳
(社会福祉法人楽晴会 理事長)
- 第2部 パネルディスカッション「医療・介護組織のアメーバ経営から何を学ぶのか」
- コーディネータ:挽 文子
(一橋大学大学院商学研究科教授)
- パネリスト: 荒井 耕(一橋大学大学院商学研究科教授)
伊藤 雅史(社会医療法人社団慈生会等潤病院 理事長)
(東京都医師会 理事)
(東京都病院協会 常任理事)
(日本医療法人協会 常務理事)
古賀 伸彦(社会医療法人天神会 理事長)
(国際アフェレシス学会 理事)
(日本アフェレシス学会 理事・評議員)
齊藤 淳(社会福祉法人楽晴会 理事長)
山下 博士(KCCSマネジメントコンサルティング株式会社
取締役)
- 閉会挨拶
- 尾畑 裕(一橋大学大学院商学研究科教授(第4回シンポジウム準備委員長))

挽 文子(一橋大学大学院商学研究科教授(第4回シンポジウム準備委員))のご挨拶でシンポジウムが始まりました。

三隅 隆司(一橋大学大学院商学研究科長)による開会のご挨拶。
<敬称略・肩書きなどはシンポジウム開催時のものです>
当日のアンケート結果
1.今回の「アメーバ経営学術研究会第4回シンポジウム」についてお聞かせください。
(1)講演で、特に印象に残ったもの、ご参考になったものをお教えください。また、その理由も合わせてお聞かせください。(複数回答可)
2.今後の「シンポジウム」でお聴きになりたいテーマがございましたら何なりとお聞かせください。(複数回答可)