アメーバ経営学術研究会 第1回シンポジウム
2009年10月3日、アメーバ経営学術研究会 第1回シンポジウムを開催しました。
初めて行うシンポジウムは、アメーバ経営が生まれた京セラ株式会社の本社を会場としてお借りし、2006年に発足した「アメーバ経営学術研究会」の3年にわたる研究成果のご報告ならびに京セラ創立50周年とKCCSマネジメントコンサルティング株式会社の会員組織である「アメーバ経営倶楽部」の第20回交流会記念特別企画として開催しました。
特別講演として、アメーバ経営をつくられた京セラ名誉会長 稲盛 和夫氏より「アメーバ経営はどのようにして誕生したのか」と題しご講演をいただきました。続いてアメーバ経営学術研究会と海外でアメーバ経営を研究されている方々による3年間の研究成果論文を発表。その後、パネルディスカッションを行い内容の充実したシンポジウムを開催することができました。
プログラム
- 特別講演
- 「アメーバ経営はどのようにして誕生したのか」
- 稲盛 和夫(京セラ株式会社 名誉会長)
- 第1部発表
- 「アメーバ経営におけるミクロ・マクロ・ループの形成」
- 廣本 敏郎(一橋大学大学院 教授)
- 第2部発表
- 「アメーバ経営の仕組みと全体最適化の研究」
- 上總 康行(京都大学 名誉教授、福井県立大学 教授)
- 第3部発表
- 「経営理念と管理会計との関係性に関する研究
-賢慮に基づくアメーバ経営-」
- 澤邉 紀生
(京都大学大学院 教授)
- 潮 清孝(中京大学大学院 准教授)
- 第4部発表
- 「アメーバ経営の組織行動論的分析」
- 北居 明(大阪府立大学 教授)
- 鈴木 竜太(神戸大学大学院 教授)
- 第5部発表
- 「Amoeba Management: Theory Meets Practice」
- Ralph W. Adler
(オタゴ大学 教授)
- パネルディスカッション
- コーディネータ:三矢 裕
(神戸大学大学院 教授)
- パネリスト: 加護野 忠男
(神戸大学大学院 教授)
- 谷 武幸
(神戸大学 名誉教授)
- 廣本 敏郎
(一橋大学大学院 教授)
- 牧野 信夫
(ハリマ化成株式会社 専務取締役)
- 森田 直行
(KCCSマネジメントコンサルティング株式会社
- 代表取締役会長 兼 社長)
<敬称略・肩書きなどはシンポジウム開催時のものです>