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アメーバ経営学術研究会編
書籍「アメーバ経営の進化:理論と実践」を出版

進化する「アメーバ経営」学術研究の成果を書籍に

アメーバ経営の学術研究は着実に深みを増しています。2006年に発⾜した「アメーバ経営学術研究会」は、管理会計、経営管理、組織⽂化、経営哲学の専⾨家がそれぞれの領域から研究を進めてきました。2010年に⽇本航空がアメーバ経営を導⼊してからは、サービス業におけるアメーバ経営の研究も⼤きく進展。アメーバ経営の導⼊コンサルティングを⼿掛ける京セラコミュニケーションシステム(KCCS)との産学連携により、⽇本航空をはじめ、医療・介護機関、ホテル、学校など多様なサービス業での研究が成果をあげています。本書は、2010年以降の先進のアメーバ経営の研究をまとめたものです。進化し続けるアメーバ経営の実像を理解できる⼀冊です。

編  者:アメーバ経営学術研究会
編集協力:京セラコミュニケーションシステム株式会社
発 行 所:㈱中央経済社
発 売 元:㈱中央経済グループパブリッシング
初  版:2017年3月20日 第1版第1刷発行
書籍「アメーバ経営の進化:理論と実践」
  • 構成

特別講演録

  • 「日本航空の再建 -フィロソフィに基づく経営」
    稲盛 和夫(京セラ株式会社 名誉会長、日本航空株式会社 会長)

第1論文

  • 「サービスの品質を高めるアメーバ経営
     -日本航空株式会社の客室サービスを変えたJALフィロソフィ」
    近藤 大輔(立正大学講師)
    三矢 裕(神戸大学大学院教授)

第2論文

  • 「医療組織へのアメーバ経営の導入」
    挽 文子(一橋大学大学院 教授)

第3論文

  • 「部門別採算制度が経営理念の発現に及ぼす影響
     -ホテルにおけるアメーバ経営の事例-」
    澤邉 紀生(京都大学大学院 教授)
    庵谷 治男(長崎大学 准教授)

第4論文

  • 「アメーバ経営の学校組織への導入」
    北居 明(甲南大学 教授)
    鈴木 竜太(神戸大学大学院 教授)
    小野 康裕(甲南大学大学院 博士後期課程)

第5論文

  • 「アメーバ経営の利益連鎖管理とトヨタ生産システム
     -日本的経営経済にみられる機会損失管理の典型-」
    上總 康行(京都大学 名誉教授)

第6論文

  • 「アメーバ経営と原価・収益計算構造」
    尾畑 裕(一橋大学大学院 教授)

第7論文

  • 「アメーバ経営の導入プロセスと導入効果 -株式会社カズマの事例-」
    丸田 起大(九州大学大学院 准教授)
    潮 清孝(中央大学商学部 准教授)
    上總 康行(京都大学 名誉教授)

第8論文

  • 「渋沢栄一の道徳経済合一説からみたフィロソフィとアメーバ経営
     -「公益」と私利の両立をめぐって-」
    田中 一弘(一橋大学大学院 教授)

第9論文

  • 「京セラ・アメーバ経営と経営環境の変化
     -責任会計論と管理者行動の観点から」
    鈴木 寛之(University of Bristol, Lecturer in Management Accounting.)

第10論文

  • 「アメーバ経営は企業に成果をもたらすのか
     -導入企業97社へのアンケートに基づく実態調査-」
    窪田 祐一(南山大学大学院 教授)
    三矢 裕(神戸大学大学院 教授)
    谷 武幸(神戸大学 名誉教授)

特別寄稿①

  • 「日本航空再生プロセスにおける稲盛経営哲学の役割」
    大田 嘉仁(京セラコミュニケーションシステム株式会社 代表取締役会長)

特別寄稿②

  • 「協力対価方式の発案 - 医療・介護業界・日本航空への導入」
    松井 達朗(京セラコミュニケーションシステム株式会社 理事 コンサルティング事業本部長)

※役職は出版時のものです。