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アメーバ経営学術研究会

会員プロフィール

窪田 祐一

Yuuichi Kubota

南山大学 経営学部 教授
博士(経営学)(神戸大学)

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略歴
滋賀大学経済学部を1995年に卒業後、神戸大学大学院経営学研究科博士課程に進学し2000年に同課程を修了。愛知大学経営学部専任講師、助教授、大阪府立大学大学院経済学研究科准教授、教授、南山大学大学院ビジネス研究科教授を経て、現在、南山大学経営学部教授。
主な著作
谷 武幸・窪田 祐一(2017)
『アメーバ経営が組織の結束力を高める-ケースから分かる組織変革成功のカギ』, 中央経済社.
窪田 祐一・三矢 裕・谷 武幸(2017)
「アメーバ経営は企業に成果をもたらすのか」,アメーバ経営学術研究会『アメーバ経営の進化:理論と実践』中央経済社,pp.233~261.
窪田 祐一・三矢 裕・松木 智子・島 吉伸・松本 誠一(2013)
「知的資産経営報告書による中小企業のインタンジブルズ・マネジメント(一)(二・完)-中農製作所の事例-」
『会計』第183巻第1号, pp.86-97, 第183巻第2号, pp.256-268.
窪田 祐一(2012)
「組織間コストマネジメント研究の展開」
『管理会計学』第20巻第2号, pp.123-140. (招待論文)
谷 武幸・窪田 祐一(2012)
「管理会計システムの導入による組織統合と戦略実施-京セラミタにおけるアメーバ経営導入のケース-」
『原価計算研究』第36巻第1号, pp.107-118.
窪田 祐一(2012)
「戦略的提携における組織間マネジメント・コントロール-共同開発を中心に-」
『原価計算研究』, 第36巻第1号, pp.95-106.(日本原価計算研究学会賞)
谷 武幸・窪田 祐一(2010)
「アメーバ経営導入による被買収企業の組織変革-チェンジ・エージェントの役割」
アメーバ経営学術研究会編『アメーバ経営学:理論と実証』, KCCSマネジメントコンサルティング.
窪田 祐一(2010)
「経営戦略と業績管理」(第3節~第5節)
谷 武幸・小林 啓孝・小倉 昇 編著,『業績管理会計』, 中央経済社.
山本 浩二・西居 豪・窪田 祐一・籏本 智之(2010)
「原価企画におけるインターラクションと報酬システム-実態調査にもとづく予備的考察-」
『メルコ管理会計研究』第3号, pp.17-26.
窪田 祐一・島 吉伸・吉田 栄介(2004)
「ミニ・プロフィットセンターの相互依存関係マネジメントへの役立ち-電子部品メーカーA社のケースを通じて-」
『原価計算研究』第28巻第2号, pp.27-38.
谷武幸・吉田栄介・窪田祐一・梶原武久(2003)
「ABC/ABM導入の実証研究」
『国民経済雑誌』第188巻第2号, pp.19-35.
窪田祐一(2001)
「原価企画における組織間インターラクティブ・コントロール・システム」
『原価計算研究』第25巻第2号, pp.10-18.
学会など
日本原価計算研究学会 会員、日本会計研究学会 会員。
研究テーマ・メッセージ
組織間管理会計の領域を一貫して研究してきましたが、最近は戦略的提携やM&Aを含む事業再編における管理会計の役割に注目しています。アメーバ経営は優れた経営システムであり、会計システムだけでなく、組織文化やフィロソフィによるコントロールなどと有機的に結びついています。アメーバ経営学術研究会では、このようなコントロールの束であるアメーバ経営を被買収企業に導入することで組織変革につながったケースについて研究してきました。今後も、アメーバ経営に固有のメカニズムを解明するとともに、管理会計の役割について考えていきたいと思っています。