会員一覧

HOME > 会員一覧 > 会員プロフィール 谷 武幸

アメーバ経営学術研究会

会員プロフィール

t_tani.jpg

谷 武幸

Takeyuki Tani

経営学博士 (神戸大学)

略歴
神戸大学経営学部卒業後、1969年神戸大学大学院 経営学研究科修士課程を修了し、同年神戸大学経営学部助手。専任講師、助教授を経て、1985年教授、その後2006年まで神戸大学大学院 経営学研究科 教授。2006年から2010年まで桃山学院大学経営学部 教授。
主な著作
谷 武幸・窪田 祐一(2017)
『アメーバ経営が組織の結束力を高める-ケースから分かる組織変革成功のカギ』, 中央経済社.
窪田 祐一・三矢 裕・谷 武幸(2017)
「アメーバ経営は企業に成果をもたらすのか」,アメーバ経営学術研究会『アメーバ経営の進化:理論と実践』中央経済社,pp.233~261.
谷 武幸(2013)
『エッセンシャル管理会計 第3版』, 中央経済社.
谷 武幸(2013)
「アメーバ経営の概念モデル-フィロソフィとのコントロールパッケージによる組織の活性化」
『企業会計』第65巻第2号, pp.17-27.
谷 武幸・窪田 祐一(2012)
「管理会計システムの導入による組織統合と戦略実施-京セラミタにおけるアメーバ経営導入のケース-」
『原価計算研究』第36巻第1号, pp.107-118.
谷 武幸・窪田 祐一(2010)
「アメーバ経営導入による被買収企業の組織変革-チェンジ・エージェントの役割」アメーバ経営学術研究会編
『アメーバ経営学:理論と実証』, KCCSマネジメントコンサルティング株式会社.
谷 武幸・小林 啓孝・小倉 昇 編著(2010)
『業績管理会計(体系現代会計学第Ⅹ巻) 』, 中央経済社.
谷 武幸 他(2004)
『成功する管理会計システム』, 中央経済社.
三矢 裕・谷 武幸・加護野 忠男(1999)
『アメーバ経営が会社を変える:やる気を引き出す小集団部門別採算制度』, ダイヤモンド社.
日本会計研究学会特別委員会(1996)
『原価企画研究の課題』, 森山書店(委員長 小林 哲夫)(日本原価計算研究学会賞).
谷 武幸(1987)
『事業部業績の測定と管理』, 税務経理協会.
谷 武幸(1983)
『事業部業績管理会計の基礎』, 国元書房(日本会計研究学会太田賞ならびに日本公認会計士協会学術賞).
Tani, T.(1995),
Interactive Control in Target Cost Management, Management Accounting Research, Vol.6 No.4, pp.399-414.
学会など
日本原価計算研究学会 常任理事・会長、日本会計研究学会 理事などを歴任
研究テーマ・メッセージ
1995年から、アメーバ経営の研究を始めることができました。実に多くのケースを調査する機会を与えていただき、とても幸せな研究生活を送らせていただいております。私の研究関心は、優れたシステムをどのように導入すれば組織を変革できるのか、その要因やプロセスを説明することにあります。この数年は、M&Aのマネジメントにおけるアメーバ経営の導入を調査しています。
アメーバ経営とフィロソフィの両輪を浸透させることによって、トップはもちろん、ミドルからロワー、そして現場の人達に至るすべての組織正員の経営に対する考え方が激変するのを観察して、大いに感動しています。この感動を論理的にまとめて、社会に発信していきたいと考えています。管理会計の理論、そしてその実践は、アメーバ経営の発想から学ぶことが多いと考えています。組織を活性化するには、チャレンジングな目標数字に徹底的にこだわって全員から創意工夫を引き出すとともに、部門の壁を越えた連携を生み出すことが求められているのです。