会員一覧

HOME > 会員一覧 > 会員プロフィール 劉 美玲

アメーバ経営学術研究会

会員プロフィール

劉 美玲

Ryu Birei

鹿児島大学稲盛アカデミー講師
博士(経営学)(神戸大学)

略歴
2017年3月 神戸大学大学院経営学研究科博士課程 修了
2017年4月 鹿児島大学稲盛アカデミー講師 現在に至る
主な著作
窪田祐一・劉美玲・三矢裕(2022)
「イノベーション戦略とマネジメント・コントロールの有効性:両利き経営のための示唆」『管理会計学』第30巻第1号,pp.3-20.(日本管理会計学会賞)
劉美玲(2020)
「アメーバ経営の導入・実践における困難性に関するレビュー」『鹿児島大学稲盛アカデミー研究紀要』第9巻,pp.17-47.
窪田祐一・三矢裕・劉美玲・在間英之(2019)
「イノベーション戦略志向とマネジメント・コントロール・パッケージの選択」『會計』第196巻第6号,pp.640-652.
劉美玲(2018)
「業績連動報酬がアメーバ経営に与える影響:中国企業のデータによる分析」『原価計算研究』第42巻第2号,pp.52-66.
劉美玲・市原勇一・木村太一・尻無濱芳崇(2015)
「管理会計研究における形成型尺度の利用の現状:構成概念の測定モデルの選択」『メルコ管理会計研究』 第8巻第1号,pp.77-88.
佐久間智久・劉美玲・三矢裕(2013)
「 マネジメント・コントロール・パッケージのサーベイ研究における現状と課題:Levers of Controlフレームワークに関する文献研究」『国民経済雑誌』第208巻第2号,pp.67-89
研究テーマ・メッセージ
アメーバ経営は優れた日本的管理会計システムとされ、海外移転が進んでいます。アメーバ経営の海外での実践について研究関心を持っています。特に、成果主義報酬を主流としている国ではアメーバ経営はどのように実践され、どのような効果を発揮するのかに注目してきました。
また、非成果主義報酬を主流としてきた日本企業においては、アメーバ経営、フィロソフィ、報酬制度はどのように従業員の意識・行動に影響を与えるのかについて現在共同研究を行っています。
さらに、アメーバ経営は、効率性の向上に効果を持つと多くの研究によって明らかにされていますが、創造性やイノベーションに対してどのような影響を与えるのかについてはあまり議論されていませんでした。この問題の解明のために共同研究者と調査を実施しています。