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アメーバ経営学術研究会
会員プロフィール
尾畑 裕
Hiroshi Obata
明治学院大学経済学部 教授
一橋大学 名誉教授
博士(商学)(一橋大学)
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略歴
一橋大学商学部卒業後、一橋大学大学院 商学研究科 修士課程を経て、博士課程単位修得の上退学。
一橋大学商学部 専任講師、助教授、教授、大学院商学研究科 教授を経て2018から2022年、一橋大学大学院経営管理研究科教授。
2022年4月より明治学院大学経済学部教授、一橋大学名誉教授。
主な著作
尾畑 裕(2013)
「原価計算の社会的役割」
『青山経営論集』第48巻第2号, pp.99-109.
尾畑 裕(2011a)
「標準仕様化が原価計算・原価管理に対して有する意義」
『企業会計』63(6), pp.18-24.
尾畑 裕(2011b)
「原価計算:過去から将来へ」
『経理研究』中央大学経理研究所, 54巻, pp.180-190.
尾畑 裕(2010)
「アメーバ経営と原価計算」(アメーバ経営学術研究会編)
『アメーバ経営学-理論と実証-』KCCSマネジメントコンサルティング株式会社,第5章, pp.142-158.
尾畑 裕(2009)
「自律的組織の情報システム」
廣本敏郎編著『自律的組織の経営システム-日本的経営の叡智』森山書店, 第9章, pp.149-161.
尾畑 裕(2008)
「原価・収益計算の提供する計算プロセス情報・非財務情報―XMLベースの原価・収益計算の可能性―」
『會計』173巻第6号, pp.37-48.
尾畑 裕(2006)
「期間損益計算と製品原価計算の関係についての一考察」
『一橋商学論叢』1巻第2号, pp.60-68.
尾畑 裕(2005)
「自律分散型組織と原価計算システム (特集 事例研究:「自律的組織」と管理会計) 」
『企業会計』57(12), pp.60-66.
尾畑 裕(2005)
「コストマネジメントの新旧思考を統合するドメイン・オブジェクト・モデルの提唱」
『會計』167巻第3号, pp.319-335.
尾畑 裕(2000)
『ドイツ原価理論学説史』中央経済社.
学会など
日本会計研究学会 理事、評議員、学会賞審査委員、日本原価計算研究学会 副会長、学会賞審査委員。
研究テーマ・メッセージ
学会においては研究の関心は管理会計問題が中心で原価計算が研究テーマとして選好されることが少なくなってきていますが、原価計算問題分野には実務上重要な未解決の問題がいまだに多く存在します。わたくしは、原価計算は原価の計算だけで終わるものでなく、原価と収益の比較計算であり、しかも製品軸のみならず、組織軸(責任軸)の原価・収益計算も広義の原価計算であると考えます。とくに原価計算モデルの理論的研究に関心をもっており、新しいタイプの原価計算として、「オブジェクト指向原価・収益計算」を提唱しています。オブジェクト指向原価・収益計算においては、集計するのはフラットな数字ではなく、単位系を持ち、演算機能や階層構造を含んだものとなります。この計算モデルでは、さまざま計算条件を切り替える柔軟なシミュレーションとシミュレーション結果のさまざま視点からの検討が可能となります。大量の実績データの取り組みも可能となるよう、PSLX、MESXといった生産管理系・製造実行系のXMLベースの標準仕様との連携もめざしています。
組織軸(責任軸)の原価・収益計算にもとりわけ関心をもっています。製品軸の原価・収益計算では、収益の製品への帰属は容易ですが責任横断的に原価が集計されるため、責任があいまいになり、原価の配分にも問題が生じます。それにたいし、組織軸の原価・収益計算では、どこに採算責任をもたせるかが重要であり、原価責任は明確になりますが、そのさい収益の配分がキーになります。アメーバ経営の「時間当り採算」はまさに組織軸の原価・収益計算の成功例であると考えており、その収益配分の方法に関心をもっています。アメーバ経営の収益配分は、社内売買価格または協力対価という形で行われますが、その具体的方法は、多くの実践知により支えられており、そこにはいろいろ研究すべき問題が含まれていると思っております。
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