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アメーバ経営学術研究会

会員プロフィール

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三矢 裕

Hiroshi Miya

神戸大学大学院経営学研究科 教授
博士(経営学)(神戸大学)

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略歴
神戸大学経営学部卒業後、三年間の川崎製鉄株式会社勤務を経て、神戸大学大学院 経営学研究科博士課程に進学。学習院大学経済学部 専任講師、助教授、神戸大学大学院 経営学研究科 助教授を経て、2008年より神戸大学大学院 経営学研究科 教授。
主な著作
窪田 祐一・三矢 裕・谷 武幸(2017)
「アメーバ経営は企業に成果をもたらすのか」,アメーバ経営学術研究会『アメーバ経営の進化:理論と実践』中央経済社,pp.233~261.
日置 孝一・末松 栄一郎・三矢 裕(2013)
「フィードバック情報が作業パフォーマンスに与える影響:Need for Cognitionを用いた実験的検討」
『原価計算研究』第37巻第1号, pp.29-39.
岡崎 路易・佐々木 郁子・三矢 裕(2013)
「東洋刃物における震災時の管理会計のケーススタディ」
『企業会計』第65巻第5号, pp.126-133.
岡崎 路易・三矢 裕(2011)
「シェアードサービスの実態調査:経理・財務部門におけるシェ アードサー ビスの導入状況 」
『原価計算研究』第35巻第2号, pp.85-98.
三矢 裕(2010)
「アメーバ経営の導入:アクテックの事例」アメーバ経営学術研究会編
『アメーバ経営学:理論と実証』, KCCSマネジメントコンサルティング.
三矢 裕(2007)
「日次決算導入がもたらす組織行動への影響:株式会社ドンクにおけるアクションリサーチ」
『原価計算研究』 第31巻第1号, pp.1-13.(日本原価計算研究学会賞)
劉 建英・三矢 裕・加護野 忠男(2006)
「細部のこだわりと人材育成:中国へのアメーバ経営導入プロセスアクションリサーチから」
『国民経済雑誌』第194巻第1号, pp.81-94.
三矢 裕(2003)
『アメーバ経営論:ミニ・プロフィットセンターのメカニズムと導入』
東洋経済新報社.(日本会計研究学会太田黒澤賞、日本原価計算研究学会賞)
三矢 裕(2002)
「管理会計システムの導入の研究方法:トライアンギュレーションとアクションリサーチの有効性」
『会計』第161巻第5号, pp.96-109.
三矢 裕・谷 武幸・加護野 忠男(1999)
『アメーバ経営が会社を変える:やる気を引き出す小集団部門別採算制度』(韓国語と中国語に翻訳)
ダイヤモンド社.
学会など
日本原価計算研究学会 理事、日本知的資産経営学会 理事。
研究テーマ・メッセージ
1995年より、アメーバ経営という優れた経営システムが、なぜ優れているのか、どんな組織に対しても優れているのか、もしもそうでなくなる場合があるとしたらどういう要因かということに注目して研究してきました。アメーバ経営の導入企業で、組織の風土が変わり、業績が上がり、人が幸せになっていくというストーリーを聞くと、(客観的でいなければならないにもかかわらず)とても幸せな気持ちになります。アメーバ経営学術研究会の先生方と一緒に、一層の研究成果を発信していきたいと思います。
阪神大震災の時は神戸で被災しました。2011年の東日本の大震災をきっかけに、経営学者が社会に対してどんな貢献ができるのかと今まで以上に考えようになりました。現在、東北地方の大学の先生方と共同で、クライシスマネジメント、特に復旧・復興フェーズでの投資の意思決定、予算、中期計画、業績評価についての研究を進めています。