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アメーバ経営学術研究会

会員プロフィール

近藤 大輔

Daisuke Kondou

法政大学経営学部 教授
博士(商学)(一橋大学)

略歴
法政大学4年次に公認会計士試験合格とともにTAC(株)会計士講座に専任講師として入社。TACで管理会計論の講師を続ける傍ら、新日本監査法人に非常勤勤務。
その後、一橋大学大学院商学研究科の修士課程、博士課程を経て2013年から法政大学会計大学院講師。2016年より立正大学経営学部講師、2018年より立正大学経営学部准教授を経て 2024年より法政大学経営学部教授。
主な著作
『Beyond Budgetingに関する理論研究』(2010)
一橋大学大学院 修士課程修了論文
「予算管理における情報的相互作用の仕組み-NTT東日本神奈川支店の事例から」
『一橋商学論叢』(2012)白桃書房, 第7巻第2号
「組織文化と管理会計の研究-定性的データの考察-」
『産業経理』(2013)第72巻第4号
「組織文化と管理会計の研究-定量的データの考察-」
『企業会計』(2013)中央経済社, 第65巻第2号
「精度向上を目指す予算管理-日本航空株式会社の経営改革からの考察-」
『日本の管理会計研究』(2015)廣本敏郎・挽文子編著,中央経済社,
学会など
日本会計研究学会 会員、日本原価計算研究学会 会員、日本管理会計学会 会員
研究テーマ・メッセージ
アメーバ経営で興味深いのは、"人はなぜ働くのか?"といった素朴な疑問にまで立ち戻って経営を見つめ直す点です。人が働く目的を、「生活のために金銭を得ることと、他者の役に立ち充実感・満足感を得ること」と考えると、利益を獲得することが大変重要であることが分かります。利益が残らなければ、生活のための金銭も確保できませんし、お客様などの他者の役に立つための投資も行えません。このように人が働く目的を達成するうえで利益は不可欠なのです。この利益を獲得するツールがアメーバ経営という管理会計システムです。アメーバ経営に出会って、管理会計の重要性をあらためて認識するとともに、生涯、管理会計の研究者として生きる道を選んだことが正しかったと確信することができました。
アメーバ経営学術研究会をつうじて、研究会の先生、コンサルタントの皆様、アメーバ経営導入企業の皆様から、多くのことを学び、大変充実した時間を過ごしています。学術研究会においてアメーバ経営の研究をはじめたのは遅く、まだまだ新米研究員ですが、さらに深くアメーバ経営を学び、世界に発信できる理論を構築していきたいと思います。