アメーバ経営学術研究会について

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私たちは、学術的な見地から「アメーバ経営」に着目し
日本を代表する管理会計として確立することを目指しています

京セラ創業者 稲盛 和夫氏が編み出し、京セラグループの発展を支える独自の経営手法「アメーバ経営」。約20年間にわたり国内の多くの企業に導入され、日本航空をはじめとするさまざまな業種、業態の企業で、導入後の業績を飛躍的に伸ばす力になっています。

今では、大学などの機関においてアメーバ経営に学術的な見地から着目し、さまざまな分野において研究を進めています。

「アメーバ経営学術研究会」は、2006年に、一橋大学、神戸大学、京都大学の経営学・会計学の研究者を中心に発足しました。「アメーバ経営を21世紀における日本を代表する管理会計として学術的に確立する」「アメーバ経営の研究成果の発信を通じて、産業社会の啓蒙を図り、日本企業の発展に寄与する」などの目的を視野に入れ、日々研究を重ねています。2009年には、京セラ創業者 稲盛 和夫氏、研究者、アメーバ経営を学ぶ「アメーバ経営倶楽部」の会員などが出席し、これまでの研究における成果を発表する第1回目のシンポジウムを開催しました。

また、2010年にはこれまでの研究成果論文の集大成として書籍「アメーバ経営学-理論と実証-」を出版しています。初代委員長は、金融庁監査審査会で活躍する前一橋大学大学院 教授 廣本 敏郎、現在の委員長は神戸大学大学院 経営学研究科 教授の三矢 裕、オブザーバーは経営組織論などで著名な加護野 忠男など、日本を代表する経営学・会計学の研究者が集まり、日本発の経営システムとして、アメーバ経営を研究、学術的に評価し、世界に向けてその成果を発信しています。

アメーバ経営の定義

アメーバ経営は京セラの創業間もないころに、現場で生み出された経営手法であり、環境の変化とともに進化を遂げてきた。
近年、京セラ以外の企業でもアメーバ経営を導入するようになっており、学者らが京セラか導入企業かのいかんを問わず、さまざまな角度から研究するようになっている。これらの事実から、アメーバ経営はすでに一企業の経営手法を超えており、研究者や実務家たちの間で捉え方が一致せずに正確なコミュ二ケーションが阻害されるのを防ぐために、われわれアメーバ経営学術研究会は、アメーバ経営の定義が必要と考え以下のように定めた。

アメーバ経営の定義【画像】